どーも、toshiです。
「周りの友人は次々と内定をもらっているのに、自分だけが決まらない」 「志望度の低い企業から内定は出たけれど、本当にここでいいのか迷っている」 「このままじゃ同期から1年遅れる。人生終わった……」
就職活動の時期、あるいは社会人になってからも「同期との差」に焦りを感じている人は多いのではないでしょうか? 日本の社会は、まだまだ「新卒でストレートに入社し、レールから外れずに進むこと」が正解とされがちです。
しかし、結論から言います。 **「1年や2年の遠回りなんて、長い社会人生活においてはマジで誤差」**です。
実は私自身、就職活動の際にあえて内定を蹴り、1年間の「就活留年」を経験した人間のひとりです。その後も休職や不本意な異動、ギャンブル依存(笑)など、お世辞にもエリートとは言えない寄り道だらけのキャリアを歩んできましたが、現在は未経験から企業のSNS・メディア運用を統括するポジションに就いています。
今回は、レールから外れることを極端に恐れている方に向けて、私が就活留年という「最大の遠回り」から学んだ、会社員としてのリアルな生存戦略をお話しします。
なぜ2社の内定を蹴ってまで「就活留年」を選んだのか?

私が就職活動をしていたのは、世界的にもとんでもない大不況(リーマンショック直後レベルの氷河期)の真っ只中でした。 企業の採用枠は激減し、周りの優秀な友人たちでさえ次々とお祈りメールをもらうような地獄の環境です。
そんな中、私はなんとか2社の企業から内定をいただくことができました。普通なら「この不況下で内定が出たんだから、そこで手を打とう」と考えるでしょう。
しかし、私はその2社を辞退し、大学にもう1年残る「就活留年」を決断しました。 理由はシンプルで、**「自分の将来のキャリアに、どうしても納得がいかなかったから」**です。
当時の私は、学生時代から5年間続けた飲食店のアルバイトにのめり込んでいました。約50人規模の店舗で、なぜか正社員よりも権力を持ち(笑)、新人教育から店舗運営のサポートまでをガッツリ経験させてもらっていたのです。 「人に何かを教え、組織を回す」という面白さと厳しさを知っていたからこそ、妥協して「とりあえず受かった会社」に入ることへの強烈な違和感がありました。
「ここで妥協したら、一生後悔する。もう1年、死ぬ気で自分と向き合おう」 そう腹を括り、私はあえて同級生たちが歩む正規のレールから外れる道を選びました。
「1年遅れ」のプレッシャーと、プライドを捨てた逆転劇

とはいえ、就活留年を決めた後の1年間は、決して楽なものではありませんでした。 同級生たちは真新しいスーツを着て社会に出て行き、SNSには「初任給で親にプレゼントを買いました!」なんて輝かしい投稿が並びます。一方の自分は、まだ学生の身分でエントリーシートと睨み合う日々。圧倒的な劣等感とプレッシャーに押し潰されそうになりました。
しかし、ここで私は「自分ひとりの力で戦うこと」を諦めました。変なプライドを完全に捨てたのです。
頼れるものは、すべて頼る。 私は大学の「就職支援課」に足繁く通い、担当の職員さんに顔と名前を覚えてもらうまで相談を重ねました。自己分析の深掘りから面接の練習まで、プロの目線を徹底的に活用したのです。
結果として、この大学の就職課からの手厚いサポートと紹介もあり、私は1年越しの就職活動で、東証一部上場企業(当時)から内定を勝ち取ることができました。
就活留年というビハインドを背負っていても、自分の軸をブラさず、周囲のリソースを使い倒せば、道は必ず開けるという強烈な成功体験になりました。
社会に出て気づいた真実。「1年の遅れなんて誰も気にしていない」

晴れて上場企業に入社し、関東での一人暮らしと営業生活がスタートしました。 入社前は「自分は同期より1歳年上だし、浮かないだろうか……」と無駄な心配をしていましたが、社会に出て1ヶ月でそんな悩みは吹き飛びました。
なぜなら、会社に入ってしまえば、年齢や卒業年度なんて誰も一切気にしていないからです。
仕事で評価されるのは「目の前の課題に対して、どう動けるか」「どんな成果を出せるか」だけです。 むしろ、学生時代に飲食店で社員並みに揉まれた経験や、就活留年というプレッシャーの中で自分を見つめ直した経験は、営業現場での理不尽なクレーム対応や、泥臭い業務への「耐性」としてめちゃくちゃ活きました。
「周りと同じレールに乗っていなくても、死にはしない」 このマインドセットがあったからこそ、その後の激務や、全国への異動、さらにはストレスからのギャンブル依存と休職というどん底(本当に人生いろいろありました笑)に落ちた時も、「まあ、なんとかなるか。また別の道を模索しよう」と這い上がることができたのだと思います。
遠回りしたからこそ身についた「サバイバル能力」

エリート街道を一直線に進んできた人は、一度レールから外れると脆いことがあります。 しかし、最初から「就活留年」という形でレールを外れ、寄り道をしてきた人間は、変化への適応力(サバイバル能力)が異常に高いです。
休職して暇になれば、「じゃあブログでも書いてみるか」「投資を勉強してみるか」と新しい行動を起こせる。 在宅勤務になれば、「どうせなら最高の環境を作ろう」とガレリアのPCを買い、ニトリやロジクールでデスク周りを要塞化できる。
こうした「本業とは別のベクトルでの試行錯誤」が、結果的に私のITリテラシーを高め、今の**「未経験からのSNS・メディア運用担当への抜擢」**という、誰も予想していなかったキャリアに繋がりました。 寄り道で拾った石ころが、後になって最強の武器(ダイヤモンド)に変わったのです。
まとめ:レールから外れることを恐れるな
今、就職活動がうまくいかずに「就活留年」や「既卒」という選択肢が頭をよぎり、絶望している学生さん。 あるいは、社会人になって「同期に出世で遅れをとった」と焦っている方へ。
大丈夫です。人生の勝敗は、そんな短期的な「遅れ」では決まりません。
自分の納得いく道を探すための1年や2年は、決して無駄にはなりません。その悔しさや劣等感、プレッシャーの中で足掻いた経験は、必ずあなたをタフな社会人に育ててくれます。
遠回りをした人間には、遠回りをした人間にしか見えない景色があり、そこでしか手に入らない武器があります。 レールから外れることを恐れず、自分だけの「寄り道キャリア」を堂々と歩んでいきましょう!
