【手柄ドロボウ型NPC】「俺が育てた」という承認欲求バグを逆手に取れ

会社員

どーもtoshiです。

職場のNPC観察(サファリパーク)、楽しんでいますか? 前回のプロローグで「相手を人間だと思うから腹が立つ。エラーを起こしたNPCとして観察せよ」というマインドをインストールしました。 今日からはいよいよ、具体的なバグキャラの生態と「処理コマンド」を解剖していきます。

トップバッターは、多くの会社員が一度は殺意を覚えるであろう最悪のバグキャラ。 【手柄ドロボウ型NPC】です。

1. 「俺が育てた」という承認欲求エラー

このNPCの生態的特徴は非常にシンプルです。 あなたが簿記のロジックを組んで完璧なエクセルを作っても、アニメから感情データを抽出して最強のチラシを錬成しても、いざ上の役員(ボスキャラ)に報告する段階になると、突如として横から湧いてきます。

「いやー、実はこれ、僕が彼にアドバイスしましてね」 「私が方向性を指示した結果、彼がうまくまとめてくれました」

このように、あなたの成果をさも「自分の手柄」のようにすり替える強烈なバグを発生させます。 普通の人間(モブ)であれば、「ふざけるな、全部俺がやったのに!」と怒り狂うでしょう。しかし、ここで怒ってはいけません。相手は「承認欲求」というパラメーターが異常に高く設定されているだけのプログラムにすぎないからです。

2. 「損切り」して、手柄を100%くれてやる

シャドウ(陰の実力者)である僕たちが取るべき処理コマンドはただ一つ。 手柄の完全譲渡(損切り)です。

会議の場などで手柄を横取りされそうになったら、反論するのではなく、すかさずこう追撃してください。 「はい!〇〇先輩のあのアドバイスがなければ、この企画は絶対に完成しませんでした。本当にありがとうございます!」

あえて公衆の面前で、手柄を100%相手に渡してしまうのです。 「そんなの悔しすぎる!」と思うかもしれません。しかし、よく考えてください。あなたの「個人の市場価値(ポータブルスキル)」は、その武器(企画やチラシ)を自分の頭と手で錬成した時点で、すでに完全に上がっています。

社内で「誰の手柄か」というちっぽけなポイント(評価)を争うのは、会社というシステムに依存している人間の思考です。僕たちの真の目的は、会社での一時的な名誉ではなく「自分のスキルを磨くこと」と「時間を守ること」です。

3. 光(手柄)の裏にある「責任」を押し付ける

さらに、このコマンドには強烈な「裏のメリット(心理トラップ)」が存在します。

手柄を譲渡されると、このNPCは承認欲求が満たされて有頂天になります。しかし、ビジネスにおいて「手柄」と「責任」は常にワンセットです。 もしその企画に後からクレームが入ったり、運用で面倒なトラブルが発生したりした場合、あなたは涼しい顔でこう言えばいいのです。

「あの企画、〇〇先輩の主導で進めていただいたので、最終的な判断(責任)も先輩にお願いしてよろしいでしょうか?」

手柄をドロボウした手前、相手は「いや、俺は知らない」とは絶対に言えません。 つまり、手柄というエサ(光)を投げることで、面倒な後処理や責任(影)をすべてこのNPCに押し付け、自分は次の新しい武器の錬成へと神速で移行できるのです。

「肉を切らせて骨を断つ」究極のハッキング話術。これが、シャドウの戦い方です。

【本日のクエスト】手柄という「エサ」を投げる

さあ、今日の作戦会議(クエスト)です。

1. 今日、自分の小さな成果(ちょっとした業務改善や資料作成など)を、あえて「〇〇さんのアドバイスのおかげです」と誰かに譲ってみる。

2. 相手が嬉しそうにしているのを観察しながら、心の中で「これで面倒事は全部お前にパスできるな」とほくそ笑む。

表面上は謙虚な後輩を演じつつ、裏では完全に主導権(ゲームのルール)を握る。この快感を一度味わえば、手柄ドロボウに対するイライラは跡形もなく消え去ります。

明日の朝7時は、第3回【朝令暮改型NPC:昨日の指示を忘れる「メモリ不足キャラ」への防衛線】をお届けします。

今日という1日を、最高設定の観察者として回してきてください。いってらっしゃい!




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