どーもtoshiです!
タイトルの通り、多くの会社で若者が離職していることについて取り上げている記事を良く見かけます。
かくいう私の会社でも3年目より若い層の社員が多く離職しています。
その話はまたいずれ記事にしますが、今回は離職する本当の理由をお伝えしていこうと思います!
過去、後輩の離職について相談されてきましたが、上司に対して本当の理由を伝えて離職した後輩は1人もいませんでした。
そういった経験からパーソナルな理由は除いて、会社に対して離職したくなる理由と今後、どういったところに視点を置いて若者の離職を少なくしていけばいいかの参考にして頂ければと思います!
若者が離職する本当の理由
求人と実際の環境の乖離が大きい
求人では完全週休2日制となっていますが、会社に入って土日に仕事があることが日常茶飯事な部署もあります。
例えば、お客様から土日に仕事の依頼で会いに行かなければならないや、建築関係であれば、土曜に工事が入ってそれを監督しなければならない。
メーカーであれば、どこかの展示会場を借りて、土日に展示会を開くなど完全週休2日制という言葉を忘れたのかな?と思う働き方は多く存在しています。
確かに完全週休2日制の部署も存在していますし、そうした働き方が必要であり、会社を存続させていくのに必要なことだとは認識しています。
しかし、会社に入る時に1番最初に見るものは求人票ですし、それを元に会社に入る方がほとんどだと思います!
その不満を抱えたまま仕事を続けて、ある一定の不満が溜まった時に、離職の決断をする若者が多いです!
給料にしても同様のことが言えます。
大企業であれば基本的には乖離は少ないですし、不満を言えば総支給で書かれており、手取りがいくらか分からないレベルです。
しかし、中小企業では平気で改竄もありますし、残業代を加えてあたかも「残業なしでこの給料!」のように書かれています。
その残業代はサービス残業にするつもりなのにです!
こういった会社が無数にあることが大問題であり、社員を駒にしか考えていないのでそれは離職しても仕方ないと判断せざるを得ません。
こういった要因で若者は離職を決めていくことがあります!
パワハラ・セクハラ・モラハラがひどい
これに関しては求人票では判断つきません!
職場環境は初めは選べませんし、独特な暗黙の了解があったりします。
多くの場合は上司から受けるパターンが多く、なぜかその流れが罷り通っています。
同僚からしても「あーいつものことか」など諦めている部分が大きく、若者からすればどうしても受け入れ難い状況です。
特に個人的な感想では40〜50代の昭和を生きていた方がハラスメントをしています。
これに関しては多少の同情はあります。
なぜなら、その代の方々は上の代からもっとハラスメントを受けてきているので、ボーダーラインが分からずにいるのです。
「自分はこれ以上のことをされていたから、ここまでならセーフだろう」
といった曖昧な感情論で若者に接します。
大事故になりますので、今すぐセミナーなどで研修してください!
訴えられたら一発アウトかもしれませんので!!
離職させないための対処法
会社としてありのままの情報を出す
求人票であれば、誤解が生まれないように初めの段階で「弊社はこういう事業をしていて休日は何日で給料はいくらです」
といった正直な情報開示が必要です。
個人的には会社が開示したくない情報は弱みであり、それを知られると人が入社してくれないと思って隠しています。
前提として、全て理解した上で入社してくれる人は、それなりの覚悟を持っています。
会社が入社してもらうための求人票を作ったが離職していく、離職しない正直な求人票では入社してもらえない。
こういった構造になっているから、正直な求人票は作れないと悩んでいるのであれば、そもそも間違っています。
ブラックボックスにぶち込んだ弱みを、会社として根絶することが何より大切です。
その努力を会社がしておらず、離職率が高いといっているのは、問題の本質を理解していない、ただお金儲けしか考えていない情報弱者です!
今一度、会社として問題提起から見直す時期に来ています。
社員を人間だと認識して対応する
会社が大きくなれば大きくなるほど、人を数字やコマとして認識してしまいます。
代わりはいくらでもいて、離職率は会社のイメージに関わる数字でしか判断できません。
こうした感覚が少しずつ歪みとなっていき、最終的には致命傷になっていくことを気付きません。
ある意味仕方がないことなのかもしれませんが、トップダウン・ボトムアップが正常に機能している会社であれば、問題点に気付き対処しています!
正常に対処していくためにはまず社員を同じ人間であると再認識し、適切な処置をすることが必要です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
離職していく理由には「人間関係」「休みが取れない」「給料が低い」が大半です。
しかし、「休みが取れない」「給料が低い」に関しては求人票が問題であり、「人間関係」は職場環境の改善である程度は整えられます。
会社が発展していくにはどうしても人材が必要です。
全ての会社が恥ずかしくない労働環境であれば、離職率自体は改善できると信じています。
ですが、そう簡単に会社が変わることがないことは皆様がよく理解されていると思います。
そんな時に「会社で働かなければならない」ではなく、「会社で働いてもいい」を実現できるように個人でスキルを磨いていきましょう!
以上、それではまたの機会に!