どーもtoshiです。
7月第1週目の金曜日、朝7時。 ついに平日の最終日です。昨日の「感情エナジーバンパイア」からの10秒離脱コマンド、無事に発動できましたか?無駄な共感を損切りできたなら、あなたのMPは週末に向けてバッチリ温存されているはずです。
さて、1週間にわたってお届けしてきた『社内NPC(バグキャラ)捕獲作戦』も、本日が最終回。 金曜日の気の緩んだ空気に乗じて、あなたの頭上からマウントを取ってくる最後のバグキャラを攻略します。
【マウント型NPC】です。
1. マウントの正体は「現在への不安」というエラー

「俺の若い頃は、もっと徹夜して仕事したもんだけどね」 「前の部署では、こんな非効率なやり方は絶対にしなかったよ」 「それ、俺ならもっと上手くできるけどね(やらないけど)」
隙あらば自分の過去の栄光を語り、あなたのやり方を下に見る発言をしてくるこのNPC。 イラッとさせられる確率は全バグキャラの中でもトップクラスですが、彼らの生態を冷徹に解剖すると、実は非常に「哀れなエラー」を抱えていることがわかります。
なぜ彼らはマウントを取るのか? それは「今の自分の市場価値に自信がないから」です。現在進行形で結果を出している人間は、わざわざ他人にマウントを取る暇などありません。今の自分に誇れる武器がないからこそ、過去のデータや薄っぺらいプライドを振りかざし、「自分はすごい人間だ」と周囲(と自分自身)をハッキングしようとしているだけなのです。
2. 「反論」は相手の攻撃力を上げる最悪のバフ

このマウント型NPCに対して、「今は時代が違いますよ」と正論で反論したり、「そんなこと言ってないで手を動かしてくださいよ」と指摘したりするのはNGです。
不安をベースにしている彼らは、プライドを傷つけられることを極端に恐れています。そのため、反論(ガード)されると「なんだその態度は!」とムキになり、さらに面倒な社内政治やパワハラまがいの攻撃を仕掛けてくるようになります。 かといって、無視(回避)し続けると、「俺を舐めているのか」とさらにしつこく絡んできます。
まともに戦うのは、時間の無駄。 僕たちシャドウ(陰の実力者)は、相手の攻撃エネルギーをそのままお返しする「反射魔法(リフレク)」を使います。
3. 処理コマンド「賞賛の盾(リフレク)」

最強の処理コマンド、それは「究極の賞賛による物理反射」です。
相手がマウントを取ってきたら、1ミリも感情を動かさず、目を輝かせたモブの顔に擬態してこう言い放ってください。
「えっ、〇〇さんそんなことまでされてたんですか!? さすがですね!!」 「いやー、その視点は僕には絶対に持てません。勉強になります!!」
彼らが欲しがっているのは「お前はすごい」という承認だけです。 全力で褒めちぎり、相手の承認欲求タンクを一瞬で満タンにしてあげます。すると、マウント型NPCは「ふふん、分かればいいんだよ」と満足し、それ以上の攻撃をしてこなくなります。
そして、この「賞賛の盾」の最大のメリットは、実務のボールを相手に押し返せることです。 「僕には絶対に真似できません(だから僕はやりません)」 「さすがですね!(だからこの面倒な調整は先輩にお任せしますね)」
マウントを取るということは、「自分の方が優れている」と宣言すること。であれば、「優れているあなたがやってください」と笑顔でボールを渡してしまえばいいのです。 相手の薄っぺらいプライドを満たしてあげながら、自分は無傷のまま面倒事を回避する。これぞ、究極のモブの立ち回りです。
【最後のクエスト】サファリパークを抜け出し、建国せよ
さあ、金曜日の始業時間です。 本日の作戦会議(クエスト)はこちら。
1. 今日、誰かに自慢話やマウントを取られたら、心の中で「不安バグが発生してるな」と観察する。
2. テンプレの「さすがですね!勉強になります!」を発動し、相手が満足して去っていくのをゲーム感覚で楽しむ。
これで、全5回にわたる『NPC図鑑』のコンプリートです。 手柄ドロボウ、朝令暮改、バンパイア、そしてマウント。彼らの生態と処理コマンドを知った今、あなたの職場はただの「バグ観察施設(サファリパーク)」へと変わりました。
もう、彼らにあなたの聖域(時間とMP)を奪われることはありません。 今日定時のチャイムが鳴ったら、サファリパークから颯爽と退勤し、週末はあなた個人の資産(ブログ、SNS、Udemyなど)を構築するための「帝国の錬成」に全振りしてください。
それでは、最高の週末を迎えるための金曜日。 今日という1日を、最高設定で回してきてください。いってらっしゃい!
