<会社員>ちょっと待って!新入社員に怒る前に知るべき考え方

会社員

どーもtoshiです。

『新入社員が仕事ができない』

『何度言ってもできない』

『仕事の要領が悪い』

こう言った感情で怒りを覚えていませんか?

この感情に蝕まれる前にこの記事では

『怒る前に理解しないといけないこと』

『昔と今の違い』

『付き合い方の解決法』を解説していきます。

新入社員・若手社員との付き合い方に悩まれている人へ私なりの考えをお教え致します!

怒る前に理解しないといけないこと

怒る感情

そもそも私は怒ることへの偏見があります。

それは私自身が新入社員の時に「怒られる」ことに恐怖心が強かったからです。

おそらく誰しもが、好き好んで怒られることを求める人はいないと思います。

しかし、現実では「指導」と言う名目で感情で怒る人が多いと思います。

「指導」は時には必要?

私は人によって必要だと思います。

学生から社会人になる段階で環境が違いますし、会社内だけでなく、会社以外の人とも仕事で接する時にはビジネスマナーは必要ですから。

しかし、それは激昂して怒鳴り散らすと言ったものではありません。

その行動からは恐怖しか生まれず、人間関係を構築していく上でマイナスにしかなりません。

その歪みで仕事に影響が出ることは生産性を落とすことです。

昔、自分もされたから‥

おそらくあなたが、新入社員の時にも上司から怒鳴られていたのでしょう。

むしろ今よりそんな光景が、日常茶飯事で繰り広げられていたでしょう。

昔やられたから自分の部下にも同じことをしていい感情になっていませんか?

よく上司の口癖で聞きました。

「昔、オレも上司によく怒鳴られた!だから指導のためにお前を怒ってるんだ!」

‥思考停止もここまで行けば尊敬です。

部下は上司をよく見ている

あなたのその行動は見られてますよ。

あなたが上司にへーこらしていて部下には厳しく当たっているところを。

それを見た新入社員はどう思いますか?

陰口叩かれて酒のアテにされていますよ。

昔と今の違い

仕事が溢れている

根本的に個人で稼げる仕事が、近年では多くなりました。

選ばなければ転職自体も、制限がありません。

昔は終身雇用制が大半で、大企業に入れば、将来安泰であることが一般的でした。

しかし今では、終身雇用制が崩壊し転職業界も活発です。

その上、スキルがあればフリーランスとして活躍し、会社を作ることへのハードルの下がり、若い経営者が増えています。

効率が違う

昔は1人1台PCを持っている会社の方が少なかったです。

まして、個人でPCを持つことになるとは思っていなかったと思います。

その上で携帯電話なんてありませんでした。

社内の人間は営業マンに連絡を取りたい時は、訪問予定のお客様の固定電話へ連絡します。

そして営業マンはお客様の固定電話から、会社に連絡すると言った非効率なやり方をしていました。

今思えば、非効率な営業体系でしたが、これがまかり通っていました。

情報に溢れている

今のようにネット環境はなく、基本的に情報はテレビ・新聞・本から収集していました。

情報源にネットが加わったことによってスピードが別次元に速くなりました。

調べ物をするにも辞書を開いたりと、どうしても時間がかかっていました。

しかし検索すればすぐに答えが出せる状態になりました。

付き合い方の解決法

時代が違うことを認識

どうしても世代が違うと、会社に入るまでの生い立ちが異なっています。

世代によって、テレビが中心で生活した人もいれば、YouTubeやネットで生活してきた人もいます。

時代の流れが変わっているのに、仕事のやり方は昔のままというのは難しい話です。

「若い人には根性がない」

と昔の人は言うかもしれません。

しかし若い人からすると

「こんな簡単なPCスキルもないの?」

と思っています。

人間、得手不得手があります。

そこを認識して理解しましょう!

根本の仕事は変わらないことを伝える

仕事のやり方は変われど、根本的な仕事の概念は変わりません。

それは

人間関係の構築により仕事は生まれる

と言うことです。

仕事をする上で、切っても切り離せないのは人間関係だと私は考えています。

それが

・仕事が早い

・仕事が正確

と言った要素が加わることで継続していくことは間違いありません。

しかし仕事を行う上で、信頼関係を0→1にすることが根本的に必要です。

それが必要であることは、先人である上司のあなたが新入社員に教えてあげるべきです。

教えてあげるということはあなたが新入社員と信頼関係を築いていくことが不可欠です。

人は変わらない変わるのは自分と言う心構えを持つ

たまに、こう言った妄言を吐く人がいます。

「新入社員はまだ仕事ができないからオレが考え方から変えてあげないと!」

はっきり言います。

他人はあなたでは変わりません。

おそらくこう言うと

「オレの場合は新入社員に言ったら変わったぞ」

と反論が出るでしょう‥

確かに新入社員は変わったのかもしれません。

しかしあなたの言葉はきっかけに過ぎず、変われたのは新入社員が、変われるだけの器を持っていたに過ぎません。

要するに、変わるタイミングは、常に受け手の準備次第だと言うことです。

そのため、中にはその準備ができず、なかなか変われない人もいます。

そこで怒ると悪循環にはまり、時間がかかることを認識してください。

その上で、あなた自身が変わることをおすすめします。

人は変わる時は一気に変わり、成長します。

そのきっかけを与えられるように、あなた自身が成長することが必要です。

どうしても怒らないといけない時は‥

そうは言っても注意・指導と言った場面では怒ることも必要です。

しかしそこで怒鳴る必要があるでしょうか?

感情に身を任せて怒鳴ることは簡単です。

しかも相手は部下でしょう。

反発される確率が低く、地位的優位に立っているあなたは、さぞかし気持ちがいいでしょう。

しかし怒る前に一度冷静に考えてください。

例えば、新入社員がミスをします。

そのミスに対して怒鳴りつける上司

ミスはミスで受け止めて今後の対応策を提案する上司

さてどちらが有意義で生産性がある上司でしょうか。

私は即答で後者だと言います。

その時にどちらの上司の方が先々ついていきたいと思うでしょうか。

そう言った冷静な判断ができるリーダーが必要だと私は思います!

結論

誰しも感情に飲み込まれて冷静な判断ができずに後で後悔する人がいると思います。

しかし何かが起こった時に一度立ち止まって自分の思考を冷静に分析できる人が部下から慕われます。

優しくするだけが人間関係ではありません。

しかし、厳しくするだけが答えでもありません。

いい塩梅で感情のコントロールがあなたならできます!

仕事を長くしてきたあなたの経験は後世に繋いでいくだけの価値がありますから!

以上!それではまたの機会に!